デカフェとは デカフェ、カフェインレス、ノンカフェイン、市場、残存率について

2021年、デカフェって知ってますか?って聞いてほとんどの人が知っている言葉になりましたが、
私が創業した1998年はデカフェって言葉は死語でした。
それから2015年、イノセントコーヒーを立ち上げた時でさえも『デカいコーヒーですか?』と聞かれることも
多く、ここ3年くらいでデカフェという言葉が認知されるようになりました。

海外では?
アメリカ、ヨーロッパでのデカフェ事情
海外で良く聞かれるDECAFはデカフェ、デキャフェ、decaffeinatedデカフェネイティッド(略してデカフェ) Cafe`decafeineは、とても一般的で、1998年当時はアメリカでは10%以上がデカフェを飲んでいるという情報もあり、日本でもデカフェはどうなっているのだろうかと疑問しかありませんでした。後々分かったことですが日本は1%もありません。

日本のデカフェ市場は
カフェインレス、ノンカフェインということをよく耳にします。
2017年までほとんどといってもよいほどカフェインレスコーヒーしか市場にはありませんでした。
2018年大手飲料メーカー様から発売されたデカフェの商品により、メディアで注目されるようになって、日本市場にもデカフェの商品が注目されるようになりました。

カフェインレスとノンカフェインの違いは、カフェインレスはカフェインをとったもの、少ないものを指します。
ノンカフェインは全くカフェインのないもの0%のものになります。
カフェインレスは、カフェインレス50%というものも商品名にカフェインレスという名前を付けて販売されていました。それは日本でカフェインレスやデカフェの基準がなく、かなりあいまいな状態で販売されていたのですが、
2018年コーヒーの公正取引委員会により、カフェインを90%以上除去したものにカフェインレスコーヒー又デカフェネイティッドコーヒーと食品表示に明記することが義務付けされました。
ヨーロッパ基準は残存率0.1%以下のものにしかデカフェという言葉を使えません。

では『デカフェ』をいう言葉を使うようになりましたが、どういう意味だかご存じですか?
カフェインのある飲み物からカフェインを抜きました(除去)しましたという意味です。
ですので、デカフェはカフェインのあるものでしたら色々な飲み物にも使います。
デカフェコーヒー、デカフェ紅茶、デカフェ緑茶、デカフェウーロン茶、デカフェココア、など
一番おおくつかわれているのは、デカフェコーヒーが一番多いです。

そもそもカフェインの残存率はどのくらいかご存じでしょうか。
生豆の種類によってカフェインの量が違います。
弊社のデカフェに使用する生豆のカフェイン量のデーターを参考に致しました。
コロンビアで1.1%~1.3% エチオピアで1.1%、東ティモール1.2%
同じ農園の生豆でも違うことが確認取れています。
よって、カフェインレスと呼べる豆は、おおよそ0.1%以下と考えらえます。
簡単に言うと1杯10gの珈琲豆の中のカフェインの量は、0.01g以下になります。
では1杯の珈琲に含まれるカフェインの量はどこくらいでしょうか?こちらは次のブログで。

イノセントコーヒーのデカフェの残存率について
生豆によってカフェインの量が違います。
残存率の基準については90%以下で基準をクリアし、合格したもののみを販売可能としております。
現在販売しているデカフェ豆は、残存率0.03-0.08%のもので安心して召し上がっていただけるデカフェです。
創業当時より妊婦さんや病気をしている方が、安心して召し上がっていただけるデカフェは何か真剣に考え、皆様にご紹介しております。まだまだデカフェは安全ではないという声を聴きます。イノセントコーヒーは、心から安心安全ですといえるデカフェのみを販売しております。是非召し上がってみてください。

カフェイン除去方法やメイドインジャパンプロジェクトなどもWEBサイトでご案内しておりますので、こちらもご覧ください。次回以降のブログでは、カフェイン除去方法について、カフェイン事情、カフェインって何?、カフェインコントロール、お客様の声なども載せてまいります。よかったらご覧になって下さいね。

:::明日コーヒーが飲めなくなってしまう日があるかもしれない。そんなときでもこのデカフェがあるよ!って言えるデカフェを作りたいと思っています。デカフェを愛。そしてコーヒーで世界を笑顔にしたい楡井より::::

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