私たちinnocent coffeeは、1998年から続けているデカフェ研究から生まれた、まだ日本では珍しいデカフェ専門ブランドです。
今回より、催事や店頭で皆様とお話することや、ご質問をいただくことの多いトピックについて不定期でお届けしていきます。
■そもそもデカフェって何?
デカフェはdecaf=英語のdecaffeinatedを略した呼び方です。
英語での発音はディキャフに近く、“デカフェ”はフランス語の発音に由来します。
本来は元々カフェインの入っているものからカフェインを除去した物のことを指します。
ですが、現在では単に“デカフェ”と言う場合は“コーヒーからカフェインを除去したもの”というイメージができあがっています。
デカフェの需要が高いヨーロッパでは、除去した後のカフェイン含有率が0.2%以下というかなり厳しい基準が設けられていますが、日本では現状、明確な基準はありません。
innocent coffeeは皆様により安心してお召しいただけるために、すべての商品で含有量0.1%以下を実現しています。
■ノンカフェイン、カフェインレス、デカフェ…いったい何が違うの?
恐らくデカフェよりもおなじみ度の高い“ノンカフェイン”や“カフェインレス”表記。
これらとデカフェはいったい何が違うの?というご質問をよくいただきますので、下記にまとめてみました。
デカフェ=コーヒーや紅茶など、元々カフェインが入っているものからカフェインを除去したもの
ノンカフェイン=麦茶やルイボスティーなど、そもそもカフェインを含んでいないもの
カフェインレス=和製英語で、カフェインの含有量がもともと少ないもの、カフェインを除去したものの両方に使われることが多い
つまり、日本は「コーヒーからカフェインを除去した飲み物」に対してデカフェ表記とカフェインレス表記が入り混じっている状況、と言えます。
ですので、デカフェとカフェインレスはほぼ同じ、カフェインのあるものからカフェインを除去したものと思っていただければOKです。
ただしヨーロッパやアメリカなどではデカフェという表現が主流なので、注意は必要です。
このため、innocent coffeeでは「デカフェ」表記を採用しています。
ちなみに、2019年現在の食品表示法ではカフェインを90%以上除去したコーヒー豆はカフェインレスコーヒー表記が義務付けられています。
デカフェやカフェインレスコーヒーを買われた際は、ぜひ裏面の表示もチェックしてみてくださいね。
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